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曽我部先生がPVSEC-35にて「口頭発表賞」を受賞されました

曽我部東馬教授(i-パワードエネルギー・システム研究センター)らがPVSEC-35にてOral Presentation Awardを受賞

 

曽我部東馬教授(i-パワードエネルギー・システム研究センター/基盤理工学専攻)が、2024年11月11日(月)~15日(金)に静岡県沼津市プラザヴェルデで開催された35th International Conference on Photovoltaic Science and Engineering(第35回太陽光発電国際会議、PVSEC-35)においてOral Presentation Awardを受賞されました。

 

本国際会議は、太陽光発電に関する幅広い課題を学際的な視点で扱い、基礎から応用に至る学術的発展を促進し、社会への貢献を目的としています。第35回となる今回の会議には、アジア太平洋地域を中心に世界各国から900名以上の研究者や技術者が集まり、太陽光発電に関する最新動向の発表や活発な議論が行われました。

 

曽我部教授は、本研究において二段階光吸収メカニズムを研究テーマとし、α-Fe2O3/n-Si光電極を用いたZ-スキーム水分解を検討されました。液相堆積法で作製した薄膜を用い、ヘマタイトによるUV光の吸収と、それに続くIR光の吸収という二段階光吸収の効果を実験とシミュレーションの両面から検証された結果、IR光の強度増加に伴い光電流が上昇することが確認されました。これによりZ-スキーム水分解における二段階光吸収の重要性が明らかとなりました。この優れた研究成果と口頭発表が高く評価され、今回の受賞につながりました。

 

受賞者 :Tomah Sogabe and Yoshitaka Okada (Tokyo University)

発表題目:Two-step photon absorption in hematite/silicon photoanode for Z-Scheme water splitting
著 者 :Tomah Sogabe and Yoshitaka Okada

 

PVSEC-35 Oral Presentation Award 受賞者記念写真(曽我部教授は左から2人目)

PVSEC-35 Oral Presentation Award 受賞者記念写真(曽我部教授は左から2人目)

 

PVSEC-35 Oral Presentation Award を授与される曽我部教授

PVSEC-35 Oral Presentation Award を授与される曽我部教授

 

PVSEC-35 Oral Presentation Award 表彰状

PVSEC-35 Oral Presentation Award 表彰状

 

関連リンク:

PVSEC-35

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