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セミナー:5月16日 ディープラーニングによる異常検知・欠陥予測とその応用

曽我部准教授が「ディープラーニングによる異常検知・欠陥予測とその応用」の講演を行います。

■開催要領

日時:2022年 5月 16日(月)13:00~17:00(12:30 ログイン開始)

主催:日刊工業新聞社

開催形式:オンライン開催 (Zoom)

詳細はこちら https://corp.nikkan.co.jp/seminars/view/5633

 

■開催趣旨

ディープラーニング手法は、画像認識や音声認識といった分野で前人未到の識別精度を達成し脚光を浴びています。これらの成功事例を受け、近年、製造加工業界においてもディープラーニング手法が応用され、新たな解析手法として研究されています。
本セミナーでは、製造加工業の中でも特に品質検査 (表面・外観検査)、故障診断などの異常検知・欠陥予測などの分野に応用される最新鋭のディープラーニング技術を紹介します。応用事例を取り上げながら、解析手法の原理をできる限りわかりやすく説明し、さらに解析手法の解析プロセスの詳細、そして検証結果という流れで説明を展開していきます。セクションごとの質問タイムで、理解を確認しながら進めていきます。

■受講対象者
•AIを用いた異常検知を導入したい方
•工業分野における品質検査、故障診断、寿命予測に興味をお持ちの方
•機械学習・ディープラーニングによる異常検知や欠陥予測に興味を持たれている方
•画像認識・音声認識以外の分野でのディープラーニング応用の可能性に興味をお持ちの方 など
•ディープラーニングの研究や応用を検討されている方

■プログラム

第Ⅰ部 : はじめに
1.従来の機械学習の原理と手法を簡潔にわかりやすく説明
・サポートベクトルマシン (SVM)
・主成分分析PCA/t-SNE/トポロジーデータ解析法 (TDA)
・競合学習・SOM・K-NN・EMアルゴリズムの原理と相互関連性
・Extreme Learning machine手法の紹介
・RNNとRNN-LSTMのわかりやすい説明
・ベイズ原理からカルマンフィルターをわかりやすく説明
・ベイズ原理から粒子フィルターをわかりやすく説明
2.各ディープラーニングの手法の紹介と原理を簡潔にわかりやすく説明
・畳み込みニューラルネットワーク (CNN)
・自己符号化器 (AE)
・RBMとRBM-DBNの紹介
3.異常検知の考え方や手法の選択・適用のポイント等をわかりやすく説明
・異常検知の考え方
・異常検知への各手法の選択法
・異常検知への適用の際のポイントと留意点
・質問タイム!
第Ⅱ部 : 品質検査 (表面・外観検査) におけるディープラーニングの手法の応用
1.最新技術と手法及び応用事例の紹介
・熱間圧延ストリップ鋼表面解析~
・溶接欠陥解析
・航空機ファンプレート用チタン合金表面
2.CNNに基づく転移学習の紹介
3.転移学習を用いたCNN学習モデルによる表面・外観検査の学習結果の解析
4.従来の機械学習手法の解析結果との比較
5.質問タイム!
第Ⅲ部 : 故障評価のための診断解析
1.技術の背景及び応用事例の紹介
・軸受故障解析
・変速機故障解析
・回転子故障解析
2.CNNによる特徴抽出と故障診断
3.AEによる故障診断
4.Extreme Learning machine深層学習手法
5.スパースフィルタリングによる故障診断
6.RBM-DBNとSVMを融合したマルチモーダル手法
7.質問タイム!
第Ⅳ部 : 欠陥・寿命予測解析手法
1.LSTM-RNNによる欠陥予測
2.融合学習とLSTMの融合による予測
3.双方向LSTMとCNNの融合による予測
4.粒子フィルターとRBM-DBNの融合による予測
5.欠陥・寿命予測解析応用事例
・転がり軸受長期寿命予測
・機械加工における工具摩耗寿命予測
・ハイブリッド玉軸受寿命予測
6.質問タイム!
第Ⅴ部 : 展望
1.学習モデル選択 :
2.データの高次元性・非構造多様性・不均衡性の対策
3.学習結果の可読性と可視化
4.質問タイム!

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