2025年5月31日(土)、大阪・関西万博イタリア館にて開催された国際セミナー「4UniverCity Futures」に、本学とミラノ・ビコッカ大学との学術交流協定(MoU)における主たる推進者である大家理事と曽我部東馬教授が公式に招待され、曽我部教授が本学を代表してパネリストとして登壇しました。
ミラノ・ビコッカ大学主催セミナー「4UniverCity Futures」にパネリストとして登壇された曽我部教授(写真左)
本セミナーは、ミラノ・ビコッカ大学、ミラノ大学、ミラノ工科大学、ボッコーニ大学の4大学が共同で推進する都市の持続可能性に関する大規模プロジェクト「MUSA(Multilayered Urban Sustainability Action)」の一環として実施されたもので、ミラノ・ビコッカ大学が主催を務めました。
「アカデミアを起点とする都市の再生と持続可能性(Urban regeneration and sustainability starting from university districts)」をテーマに、イタリアおよび日本の大学・企業から専門家が集い、大学や学術機関を都市づくりの重要拠点と位置づけた上で、多角的な視点から活発な議論が交わされました。
曽我部教授はご登壇時に、本学の取り組みを特別編集の動画を交えて紹介されるとともに、日本における都市・エネルギー政策の動向や、大学の国際連携の現状と可能性についても言及されました。
またセミナー後には、大家理事とミラノ・ビコッカ大学のガブリエラ・パジ教授らとの協議を通じて、両大学の連携強化に向けたプログラム構想について意見交換が行われ、今後の具体化に向けた意思が共有されるなど、継続的な関係構築に向けた対話が進められました。
ミラノ・ビコッカ大学関係者らと本学曽我部教授